はじめに
「赤ちゃんって、いつ寝てるの? ていうか、ずっと寝てない!?」
育児を始めて最初の数週間、我が家ではそんな疑問と焦りでいっぱいでした。
ネットや本には「赤ちゃんは1日14〜17時間寝ます」と書いてあるけれど、
実際に自分の子どもがどれくらい寝ているのか、感覚だけではなかなか把握できません。
今回は、我が家の娘が生後0〜2か月の間に記録してきた睡眠ログをもとに、
新生児のリアルな睡眠パターンをデータで可視化してみました!
1日平均15時間以上!? 新生児の驚きの睡眠量
最初にご紹介するのは、「1日あたりの平均睡眠時間」です。
🟦 日中睡眠:朝9時〜夜9時
🟪 夜間睡眠:夜9時〜朝9時
で分けて集計したところ、全体の傾向は以下のようになりました。
📊 日中・夜間別の平均睡眠時間

この2か月間、1日あたりの睡眠時間は平均 13.6時間。
特に夜間に 9時間前後 寝ており、赤ちゃんの生活リズムが少しずつ整ってきた兆しも見られました。
ただしこの夜間睡眠、最初の頃は2〜3時間で細切れに起きていました。
2か月目に入ると、4〜5時間とまとまって寝る日も増え、親としては「やっと寝られた…!」と救われた記憶があります(笑)
睡眠は“リズム”よりも“バラバラ”が当たり前?
「生活リズムが整うのは3〜4か月ごろ」とよく言われますが、
データから見ると、この時期はまだまだ 昼も夜も関係なく寝たり起きたり している状態。
特に日中は、30分〜2時間くらいの睡眠を1日4〜5回(多いときは8回も!)に分けてとっているパターンが多く、
親も「次はいつ寝るんだ…?」「寝たと思ったらすぐ起きた!」と振り回されっぱなしでした。
📊 1日の睡眠回数

説明文:
こちらは睡眠回数の推移です。多くの日は 4~5回 の睡眠が記録されており、
起きて・飲んで・少し遊んで・また寝て…の繰り返しが続いている様子がわかります。
今後の生活リズムに向けた“助走期間”
この時期の睡眠ログを見て気づいたのは、
「睡眠の長さ」や「時間帯」に微妙な変化が現れ始めていたことです。
たとえば:
- 2か月目に入ると、夜間睡眠が長くなってきた
- 日中の睡眠回数が少し減り、起きている時間がまとまり始めた
この変化はまだまだ不安定で日によって差がありましたが、
今思えば「生活リズムが整う準備段階」だったのかもしれません。
次回予告:夜間にぐっすり寝てくれる日はいつ来る?
次回は、「夜間の睡眠」に焦点をあてて分析していきます。
- 夜寝てくれなくてヘトヘトだった時期
- どのあたりから夜のまとまった睡眠が増えたか?
- 「夜通し寝る」の兆しはいつ?
などなど、リアルなデータから「夜泣き地獄」の終わりが見えるかも?