〜夜間睡眠の変化を追う〜
はじめに
「夜中に何度も起きる」「まとまって寝てくれない」
新生児期の育児で最も辛いことのひとつが、夜間の頻繁な中断ではないでしょうか?
わが家でも、夜間の授乳・寝かしつけのループにくたくたになった日々を思い出します。
でも、そんな日々にも少しずつ終わりが見え始めたことが、記録を振り返るとよくわかりました。
今回は、夜間の睡眠がどう変化していったのか? を中心に、データから振り返ります。
「夜中ずっと起きてたあの頃…」夜間睡眠はどうだった?
まずはこちらのグラフをご覧ください。
📊 グラフ①:週ごとの夜間睡眠時間(折れ線グラフ)

生後1週〜2週目あたりでは、夜間に8~9時間は寝ていたものの、
実際は「2時間寝て起きて、授乳してまた寝る」の繰り返しで、まとまりはほぼなし。
ですが、生後4週を過ぎたあたりから、夜間に3〜4時間まとまって寝ることが増えてきました。
とくに2か月目に入ってからは、1回で5時間以上寝てくれた日もちらほら!
「夜通し寝る」の兆しはあった?
この時期の夜間睡眠ログを細かく見ると、ある傾向が見えてきます。
- 前半(生後0〜3週): 細切れで計8~9時間前後
- 中盤(生後4〜6週): 3時間以上連続で寝る日が増加
- 後半(生後7週以降): 夜中1〜2回の覚醒で済む日もあり、1回5〜6時間連続睡眠も確認
📊 グラフ②:夜間連続睡眠の最長時間(週ごと)

説明文:
夜間に「どれだけ連続して寝てくれたか?」は、親のQOLに直結します。
週単位で見てみると、生後1〜2週目では2時間程度だった最長睡眠時間が、
8週目には5時間超えの日も出てきて、「朝まで寝てくれた!」に近づいてきたことがわかります。
「夜間睡眠が安定する」ってこういうことかも
赤ちゃんが夜間にまとまって眠れるようになるには、体内時計の発達が欠かせません。
2か月目ごろからは昼夜の区別がついてきて、**「夜=暗くて静か、寝る時間」**と認識し始めるとも言われています。
わが家でも、
- 夜は部屋を暗くして刺激を減らす
- 昼間はカーテンを開けて活動する
といった環境づくりを意識しはじめた頃と、夜間睡眠がまとまり出す時期が一致していました。
まとめ
育児の中で「いつか夜通し寝てくれるはず…!」と願う日々は長く感じるものですが、
実際にデータを見返すと、確実に変化は訪れていたことがわかります。
夜の睡眠が安定してきたおかげで、
親としても少しずつ「自分の時間」を取り戻し始められた時期でした。
次回予告:日中はどれくらい寝てた? 〜生活リズムの兆し〜
次回は「日中の睡眠パターン」に注目して、
- いつから昼間の起きている時間が増えたか?
- 昼寝の回数や長さの変化
- 「昼夜逆転」の実態と克服
といったテーマを掘り下げていきます!